大分県中津市山国町にある奥耶馬渓憩の森キャンプ場は、木々に囲まれた静かな環境でファミリーキャンプを楽しめる場所です。標高が少し高いため、下界よりも涼しく感じられる日が多いといわれています。池を囲むように芝生のフリーサイトとバンガローが配置されており、テント泊が初めての家族でも選びやすい造りになっています。
キャンプ場までの道のりや料金、設備の使い方は、事前に知っておくと当日の準備がぐっと楽になります。小さな子どもを連れて出かける場合は、虫対策や携帯電波の状況など、現地ならではの注意点も押さえておくと安心です。
この記事では、基本情報やサイトの特徴、周辺の温泉や買い出しスポットまで、家族での利用を考えている方に向けて幅広く取り上げていきます。はじめて奥耶馬渓エリアを訪れる場合でも、ゆったりとしたキャンプ時間を過ごすヒントにしてみてください。
奥耶馬渓憩の森キャンプ場ってどんな場所?基本情報と行き方
ここでは、奥耶馬渓憩の森キャンプ場の立地や営業期間、アクセス方法について確認していきます。到着までの流れをイメージしておくと、当日の移動もスムーズになります。
立地と自然環境
奥耶馬渓憩の森キャンプ場は、大分県中津市山国町守実にあります。山国川の最上流に位置する渓流の町で、標高400m前後の山あいに広がる林間サイトです。木々に囲まれているため、夏場でも下界より数度涼しく感じられる日が多いといわれています。
池を中心に敷地が広がっており、周囲を散歩道が囲んでいるので、小さな子どもと一緒でも歩きやすい造りになっています。夜は周辺に街灯が少なく、晴れた日には満天の星を眺められる点も、このキャンプ場ならではの魅力です。標高がある分、朝晩は冷え込みやすいので、羽織るものを一枚多めに用意しておくと安心です。
営業期間とチェックイン・チェックアウト
奥耶馬渓憩の森キャンプ場は通年営業ではなく、例年4月中旬から10月中旬ごろまでのシーズン営業です。具体的な開始日と終了日は年によって前後するため、訪れる年の最新情報を予約サイトや施設の案内で確認しておくと安心です。
チェックインは14時から、チェックアウトは翌日10時30分までが目安になっています。日帰りのデイキャンプは11時から利用できるため、宿泊せずに自然を楽しみたい場合にも活用しやすくなっています。冬季は休業するため、寒い時期の利用は避けた方がよいでしょう。
アクセスと駐車場
車で向かう場合は、大分自動車道の日田インターチェンジから国道212号を中津方面へ進み、山国町から英彦山方面へ約1km進んだあたりが現地です。日田ICからの距離はおよそ15kmで、所要時間は20分前後が目安になります。
駐車場は70台分が無料で用意されているので、家族連れで複数台に分かれて来場する場合でも比較的安心です。ただし、キャンプ場に近づくにつれて道幅が狭くなる区間があり、大きな車や運転に慣れていない場合は注意が必要です。対向車とのすれ違いが難しい箇所もあるため、速度を控えめにして走行するとよいでしょう。
受付窓口となるやすらぎの郷やまくに
到着後の受付は、キャンプ場から車で10分ほど離れた守実温泉やすらぎの郷やまくにで行います。受付を済ませてからキャンプ場に向かう流れになるため、到着時間には余裕を持たせておくと落ち着いて準備できます。
定休日は毎週火曜日にあたるため、火曜日をまたぐ日程を考えている場合は事前に営業日を確認しておくと安心です。住所は大分県中津市山国町藤野木12-1です(Googleマップで確認する)。※住所は変更される場合があります。お出かけ前に公式サイトでご確認ください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | 大分県中津市山国町守実2855-5 |
| 標高 | 400m前後 |
| 営業期間 | 例年4月中旬〜10月中旬ごろ(年により変動) |
| 駐車場 | 70台(無料) |
| 受付場所 | 守実温泉 やすらぎの郷 やまくに |
- 大分県中津市山国町の林間にあり、池を中心にサイトが広がる
- 例年4月中旬から10月中旬ごろまでのシーズン営業
- 日田ICから車で20分前後、駐車場は70台無料
- 受付は車で10分ほど離れたやすらぎの郷やまくにで行う
サイトと宿泊施設の特徴、料金の目安
ここまで基本情報を見てきましたが、次はサイトの種類や宿泊施設、料金の目安を確認していきます。テント泊とバンガロー泊のどちらが向いているか、事前にイメージしておくと予約もスムーズです。
天の川フリーサイトの様子
テントを持ち込んで宿泊できるのが、天の川フリーサイトと呼ばれる芝生エリアです。全面フリーサイトになっており、場所取りのルールも比較的シンプルなので、初めてのファミリーキャンプでも扱いやすい造りです。
荷物の搬入時は車を近くまで乗り入れられますが、搬入後は駐車場に戻すのが基本のルールになっています。利用者が少ない日はそのまま車を横付けできる場合もあるようですが、当日の混雑状況によって対応が変わることもあるため、確定的なルールとして考えず、受付で確認しておくと安心です。
織姫バンガローの設備
テント泊に不安がある場合は、織姫バンガローの利用も選択肢になります。フローリングの室内にエアコンや冷蔵庫、トイレ、シャワーが備わっているため、雨の日でも比較的快適に過ごせます。
寝具は付いていないタイプと、毛布や布団がセットになったタイプがあるため、荷物を減らしたい場合は寝具付きを選ぶとよいでしょう。玄関前には屋根付きのテラスがあり、簡単な食事や荷物の整理をする場所としても使いやすくなっています。
デイキャンプの活用方法
宿泊せずに日帰りで自然を楽しみたい場合は、デイキャンプという利用スタイルもあります。11時から18時までの時間帯で利用でき、小さな子どもと一緒に半日だけ自然の中で過ごしたい場合にも便利です。
貸し出し用のテントは数に限りがあるため、利用を考えている場合は早めに予約状況を確認しておくと安心です。デイキャンプでも炊事棟やトイレなどの共有設備は利用できるため、手軽にバーベキューを楽しむ使い方もできます。
料金の考え方と予約方法
利用料金は、入山料に加えて、テントやバンガローなどの施設利用料が別途かかる仕組みです。人数や宿泊スタイルによって合計金額が変わるため、事前に組み合わせを確認しておくと当日の会計で慌てずに済みます。
料金や設備の内容は見直されることがあるため、最新の金額は予約サイトや受付での案内を確認しておくと安心です。予約は主にインターネットの予約サイトを通じて行う形が一般的になっています。
テント持参2,200円/貸出3,200円(1張り)
織姫バンガロー10,470円〜13,470円(1棟)
デイキャンプ1,000円(11:00〜18:00)
- フリーサイトはテント泊向けで、車の乗り入れは搬入時のみが基本
- 織姫バンガローはエアコンや水回り付きで雨の日でも安心
- デイキャンプは11:00〜18:00の利用で日帰りにも向く
- 料金は入山料と施設利用料の組み合わせで決まる

家族連れが知っておきたい設備と注意点
サイトや料金がわかったところで、次は家族連れが現地で困りやすいポイントを見ていきます。虫や電波状況など、事前に知っておくと当日の対応がしやすくなる内容です。
虫対策は季節や年によって差がある
林間のキャンプ場のため、季節によっては虫が気になる日があります。実際の利用者の声を見ても、あぶや蚊が多いと感じた例もあれば、思ったより少なくて過ごしやすかったという例もあり、状況は年や時期によって差があるようです。
厚生労働省の情報では、虫刺されによる皮膚トラブルへの一般的な注意が呼びかけられているため、長袖の衣類や虫よけ用品を準備しておくと家族全員が安心して過ごせます。トイレの入口など扉が開放的な場所は虫が入りやすい傾向もあるため、小さな子どもと利用する際は声をかけながら移動するとよいでしょう。
携帯電波が弱くなることがある
周辺は山あいの林間エリアのため、キャリアによっては電波が弱くなったり、圏外に近い状態になったりすることがあります。ふだん電波を頼りに情報を確認している場合は、地図や予約確認の画面を事前に保存しておくと、現地で困りにくくなります。
家族との連絡手段が必要な場合は、受付のやすらぎの郷やまくに周辺であれば電波が入りやすいこともあるため、緊急時の集合場所として意識しておくと安心です。電波が弱いことを逆手にとって、家族でゆっくり過ごすデジタルデトックスの時間と捉える楽しみ方もあります。
レンタル品が充実している
このキャンプ場は、レンタル品の種類が比較的豊富だといわれています。バーベキュー用のコンロや炭、トングなどがセットになった道具のほか、鍋やフライパン、包丁、まな板といった調理器具も用意されているため、道具を持っていない家族でも手ぶらに近い形でキャンプを楽しめます。
毛布のレンタルもあるので、寒暖差が気になる時期の宿泊でも荷物を減らしやすくなっています。レンタル内容は時期によって見直されることがあるため、必要なものは予約時や受付で確認しておくと安心です。
ごみの処理とマナーを守る
ごみは各自で持ち帰るのではなく、指定のごみ袋を購入して処分してもらう形が基本になっています。直火は禁止されているため、焚き火をしたい場合はスウェーデントーチなど、地面に直接火が触れない方法を選ぶ必要があります。
共有の炊事棟やトイレは多くの利用者と共同で使う設備のため、使った後は次の人が気持ちよく使えるよう、簡単な後片付けを意識しておくとよいでしょう。環境省の自然環境保全に関する指針でも、利用者一人ひとりのマナーが自然環境を守るうえで大切だとされています。
季節や年によって差があり、あぶや蚊が多いと感じる声もあれば、思ったより少なくて快適だったという声もあります。念のため長袖の服や虫よけ用品を用意しておくと、小さな子どもと一緒でも安心して過ごせます。
Q2. 携帯電波はつながりますか。
キャリアによっては電波が弱くなったり、圏外に近い状態になったりすることがあります。地図や予約情報の画面は事前に保存しておくと、現地で通信が不安定でも困りにくくなります。
- 虫の状況は年や時期で差があるため、防虫対策をしておくと安心
- 電波は弱くなることがあるため、事前の情報保存がおすすめ
- 調理器具のレンタルが充実しており手ぶら寄りで利用しやすい
- ごみは指定袋で処分し、直火は行わないルール
周辺の温泉や買い出しスポットで過ごし方を広げる
設備面の注意点を押さえたら、次は周辺で立ち寄りやすいスポットを見ていきます。温泉や買い出しを組み合わせることで、家族での滞在時間をより過ごしやすくできます。
受付施設で天然温泉に立ち寄る
受付を兼ねる守実温泉やすらぎの郷やまくにには、天然温泉が併設されています。設営前に汗を流したり、撤収後に疲れをほぐしたりする使い方ができ、キャンプの行き帰りに立ち寄りやすい立地です。
サウナや食事処が用意されている場合もあるため、家族の年齢層に合わせて休憩の仕方を選べます。入浴料金は見直されることがあるため、訪れる際は最新の料金を施設の窓口で確認しておくと安心です。
食材の買い出しはみんなのお店が便利
キャンプ場周辺にはコンビニやスーパーが少ないため、食材はあらかじめ買い出しておくのが基本です。地元の生鮮食品を扱うみんなのお店では、野菜や地元産品を購入できるため、キャンプ飯の材料を揃える場所として活用しやすくなっています。
定休日は日曜・祝日・ゴールデンウィーク・お盆の時期にあたることがあるため、訪れるタイミングには注意が必要です。住所は大分県中津市山国町守実130番地です(Googleマップで確認する)。※住所は変更される場合があります。お出かけ前に公式サイトでご確認ください。
道の駅やまくにも選択肢に
もう少し足を延ばせる場合は、キャンプ場から車で10分ほどの道の駅やまくにも買い出しや休憩に使いやすいスポットです。地元の特産品や軽食が並んでいることが多く、移動の合間に立ち寄ることで、キャンプ以外の楽しみも増やせます。
営業時間や取り扱い品は季節によって変わることがあるため、事前に確認しておくと当日の予定を立てやすくなります。周辺のサイクリングロードなど観光資源と組み合わせて、キャンプ前後の時間を有効に使う楽しみ方もあります。
家族での時間配分を工夫する
温泉や買い出しを組み合わせる場合は、到着から設営、食事、就寝までの時間配分をあらかじめイメージしておくと、子どもを連れていても慌てにくくなります。
混雑しやすい時期は受付や買い出しに時間がかかることもあるため、余裕を持ったスケジュールを組んでおくと安心です。無理のない計画にしておくと、家族それぞれのペースで自然を楽しめます。
- 受付施設の天然温泉は行き帰りに立ち寄りやすい
- 買い出しはみんなのお店や道の駅やまくにが便利
- 定休日や営業時間は事前確認しておくと安心
- 時間配分を決めておくと子ども連れでも慌てにくい
まとめ
奥耶馬渓憩の森キャンプ場は、大分県中津市山国町の林間に位置し、池を囲む芝生のフリーサイトとバンガローが用意された、静かな環境が魅力のキャンプ場です。晴れた夜には満天の星空を見上げられる点も、多くの利用者に選ばれている理由のひとつです。
初めて利用する場合は、まず予約サイトで最新の営業期間とチェックイン時間、料金の組み合わせを確認し、あわせて虫対策と携帯電波の状況を事前に頭に入れておくと、当日の準備がぐっとスムーズになります。買い出しは周辺のお店で早めに済ませておくと、現地での時間をゆったり使えます。
次の休日には、家族みんなでこの森の空気と星空を味わいに、奥耶馬渓憩の森キャンプ場へ出かけてみてください。
本記事は一般的な情報提供を目的としており、実際の安全性や現地の状況を保証するものではありません。気象状況や施設のルール、周辺環境は変化することがあるため、キャンプに出かける際は気象庁・環境省などの公的機関や施設公式サイトの最新情報を必ずご確認のうえ、安全を最優先にご判断ください。


