ラーテルワークスチェアはどれを選ぶ?家族キャンプは積載と座り方が鍵

ラーテルワークスチェアを表すイメージ画像 持ち物・ギア・荷物管理

ラーテルワークスチェアは、収納性と落ち着いたデザインを両立したキャンプチェアを探すときに候補へ入りやすいシリーズです。家族キャンプでは1脚の座り心地だけでなく、人数分を車へ積めるか、食事中に立ち座りしやすいかまで見ると選びやすくなります。設営から撤収までの扱いやすさも一緒に見ておくと安心です。

現行の公式ページで比べやすいのは、STORAGE COMPACT CHAIRとSTORAGE COMPACT RECLINING CHAIR HBです。前者は約3kgで収納時の高さが66cm、後者は約3.8kgでハイバックと2段階リクライニングを備えています。

どちらも耐荷重は約80kgですが、サイズや価格、くつろぎ方は同じではありません。ここでは公式仕様を基準に、ファミリーキャンプで迷いやすい積載、設営、食事、子どもがいる場面での安全まで順番に見ていきます。

ラーテルワークスチェアは2タイプの違いから選ぶ

まず押さえたいのは、見た目が近くても通常モデルとハイバックでは役割が異なる点です。家族分をそろえるときは、全員を同じ椅子に統一するより、食事中心か休憩中心かを先に分けると判断しやすくなります。最初は公式仕様の差から見ていきましょう。

通常モデルは軽さと収納のまとまりを優先しやすい

STORAGE COMPACT CHAIRは、公式仕様で使用時W55.5cm x D54.6cm x H68.3cm、収納時W18cm x D14cm x H66cm、重量約3kg、耐荷重約80kgです。フレームはアルミニウム合金、生地は難燃加工コットンキャンバス風合い生地で、肘掛けには天然木が使われています。

大きな特徴は、二つ折りで移動できる一方、分解すれば細長くまとめられることです。家族分の寝具やクーラーボックスも積むオートキャンプでは、チェア1脚だけでなく人数分の収納寸法を掛け合わせて考えると、荷室の圧迫を想像しやすくなります。食事や焚き火の時間を中心に使い、背もたれへ深く体を預ける時間が長くない人なら、まず比較の基準にしやすいタイプです。

ハイバックはリクライニングと背中の支えが増える

STORAGE COMPACT RECLINING CHAIR HBは、公式仕様で使用時W59.3cm x D75cm x H95cm、収納時W21cm x D10cm x H75cm、重量約3.8kg、耐荷重約80kgです。通常モデルより奥行きと高さがあり、座部と背部が一体になった生地、ウォルナット天然木の肘掛け、2段階のリクライニング機構を備えています。

背中を預けて長く休みたい場面には向きますが、1脚あたりの重量と収納時の長さは増えます。ファミリーキャンプでは、くつろぎ用として大人分だけハイバックにし、子どもが座る席や食事中心の席は別タイプにする方法もあります。全員同一モデルにこだわらず、滞在中の座り方に合わせて役割を分けると、積載と快適性の両方を調整しやすくなります。

価格差は機能だけでなく家族分の総額で見る

2026年8月12日時点のメーカー公式ページでは、STORAGE COMPACT CHAIRが税込9,700円、STORAGE COMPACT RECLINING CHAIR HBが税込13,800円です。1脚だけなら差は4,100円ですが、複数脚を用意すると総額の差が広がるため、家族キャンプでは人数と必要機能を一緒に考える必要があります。

リクライニングを使う人が限られるなら、全席をハイバックにする必要はありません。反対に、キャンプ場で読書や星空観察など座って過ごす時間が長い人は、背もたれの高さや角度調整へ費用を振り分ける意味があります。価格は変更される場合があるため、購入前はRATEL WORKS公式サイトの商品ページで最新価格と仕様を確認してください。

比較項目STORAGE COMPACT CHAIRRECLINING CHAIR HB
公式価格9,700円(税込)13,800円(税込)
重量約3kg約3.8kg
収納サイズW18 x D14 x H66cmW21 x D10 x H75cm
耐荷重約80kg約80kg
主な違い軽さと収納のまとまりハイバック、2段階リクライニング

例えば4人で出かける場合、まず「食事の席として4脚必要」「長くくつろぐのは大人2人」というように用途を分けてみてください。通常モデル4脚、ハイバック4脚の二択にせず、座る時間が長い人だけハイバックにすると、積載量と予算を調整しやすくなります。

子ども用の椅子を別に用意している家庭なら、ラーテルワークスチェアは大人席だけに使う方法もあります。家族全員の体格や座り方が同じとは限らないため、人数ではなく「誰が、いつ、どのくらい座るか」を先に書き出すと失敗を減らせます。

  • 軽さと収納寸法を優先するなら通常モデルを基準にする
  • 長時間の休憩や背中の支えを重視するならハイバックを比較する
  • 耐荷重は両モデルとも約80kgなので使用者の体重を事前に確認する
  • 複数脚では1脚の価格差より家族分の総額と積載量を見る

座り心地と積載を家族キャンプの動きで考える

2タイプの違いがわかったところで、次はキャンプ当日の動きに当てはめます。チェアは座っている時間だけでなく、車への積み込み、サイトまでの運搬、食事中の立ち座り、撤収まで何度も扱うため、使う場面全体で見ると選びやすくなります。

車載では収納時の長さと人数分の本数を確認する

通常モデルの収納サイズはW18cm x D14cm x H66cm、ハイバックはW21cm x D10cm x H75cmです。数値だけを見るとどちらも細長くまとまりますが、4脚なら長尺物が4本増えるため、テントやタープのポールケースと置き場所が重なりやすくなります。

家族キャンプではクーラーボックスや寝具など形を変えにくい荷物を先に載せ、チェアを最後に差し込める場所があるかを見ると現実的です。二つ折り状態で運ぶ場合は設営が速くなりますが、その分かさばります。荷室に余裕がある日は二つ折り、荷物が多い日は分解収納という使い分けができる点は、両モデルを検討するときの実用的なポイントです。

設営は大人が構造を把握してから家族で分担する

通常モデルは、公式ページでは足部バーを前後2か所に取り付け、座面部分のアーチフレームを2か所差し込む組み立て方が案内されています。ハイバックも分解収納に対応しますが、公式ページでは補強フレームの筋交いが突起にはまりにくい場合の組み立て方法まで示されています。

初回は自宅で一度組み立て、差し込み方向や力をかける位置を大人が把握しておくと安心です。現地で子どもに手伝ってもらう場合も、可動部やフレームの接続部へ手を入れない役割にするとよいでしょう。収納袋を運ぶ、完成後の置き場所を決めるなど、指を挟みにくい作業へ分けると家族で準備しやすくなります。

食事中心ならテーブルとの高さ関係も先に確かめる

チェア選びでは背もたれの快適さに目が向きやすいものの、家族キャンプでは食事のしやすさも大切です。テーブルが高すぎると肩が上がり、低すぎると前かがみになりやすいため、手持ちのテーブルと合わせた姿勢を自宅で試しておくと判断しやすくなります。

特にハイバックはくつろぎ姿勢を取りやすい一方、リクライニングしたまま食事や熱い飲み物を扱う用途には向きません。食事中は上体を起こし、立ち上がるときに肘掛けやテーブルへ無理な荷重をかけないようにします。小さな子どもが隣を通る場面も多いため、通路へ脚や背もたれが張り出さない配置にすると動きやすくなります。

積載は1脚ではなく家族分の収納寸法で考えます。
食事中心なら通常姿勢、休憩中心なら背もたれとリクライニングを重視します。
初回は自宅で組み立てと収納を1往復しておくと現地で迷いにくくなります。

Q. 4脚すべて同じモデルにそろえたほうがよいですか。
A. 統一する必要はありません。食事中心の席と長く休む席で役割を分けると、ハイバックの快適性を残しながら、予算や積載量を抑えやすくなります。

Q. 毎回分解して収納したほうがよいですか。
A. 荷室に余裕がある日は二つ折りで運び、荷物が多い日は分解する使い分けでもよいでしょう。車内で動かないよう固定し、他の荷物を圧迫しない置き方を選んでください。

  • 車載前にテント、寝具、クーラーボックスとの置き場所を決める
  • 初回は自宅で組み立てと分解を試す
  • 食事ではテーブル高と座った姿勢の相性を見る
  • ハイバックのリクライニングは休憩時に使い分ける
アウトドアチェアを設置した様子を表すイメージ画像

安全に使うため耐荷重と可動部と保管状態を見る

積載や座り方を決めたら、安全面も同じ優先度で確認します。難燃加工や丈夫そうなフレームがあっても、椅子は使い方や保管環境で状態が変わるため、耐荷重、可動部、生地の劣化を毎回簡単に見る習慣が役立ちます。家族で共通の確認順を決めておくと安心です。

耐荷重約80kgは座り方を含めて守る

メーカー公式仕様では、通常モデルとハイバックはいずれも耐荷重約80kgです。この数値は購入前に使用者の体重と照らし合わせ、余裕のない場合は別の製品を選ぶ判断材料にしてください。耐荷重内でも、勢いよく腰掛けたり、肘掛けに全体重を預けて立ち上がったりすると、静かに座る場合とは違う力が加わります。

子どもが椅子の上に立つ、背もたれへぶら下がる、2人で1脚に座るといった使い方も避けると安心です。初心者や家族連れの場合は、チェアを遊具のように扱わず、座るための道具だと家族で共有しておきましょう。使用前にフレームの接続部が正しく収まっているか、脚が安定して接地しているかも見てください。

組み立てと折りたたみでは指を可動部から離す

製品評価技術基盤機構のアウトドア製品に関する注意喚起では、レジャー用折りたたみ椅子やベッドの可動部に手指を挟む事故への注意が示されています。ラーテルワークスチェアも組み立てや収納の工程があるため、接続部やフレームが動く場所へ指を置いたまま力をかけないことが大切です。

特に撤収時は、周囲で子どもが動いていたり、急いでいたりして手元への注意が下がりやすくなります。大人がフレームを動かすときは、近くに手がないことを見てから操作してください。ハイバックのリクライニング調整は、メーカー案内どおり背もたれから上体を起こして行い、座ったまま無理に機構へ力をかけないようにします。

難燃加工でも火から離し濡れや日光による劣化を見る

両モデルには難燃加工コットンキャンバス風合い生地が使われていますが、難燃は火に近づけてよいという意味ではありません。焚き火では火の粉や熱の影響を避けられる距離を取り、風向きが変わったときは椅子の位置も見直してください。子どもが座る席は、火元への動線と重ならない位置にすると安心です。

NITEの注意喚起には、レジャー用折りたたみ椅子を光が当たる環境で長期間保管し、座面生地が弱くなって使用中に破断した事故事例もあります。使用後は汚れや水分を放置せず、直射日光や雨にさらしたまま常設しないようにします。次回の使用前に生地の傷み、縫い目、フレームの変形やゆるみを見て、異常がある場合は使用を止めてメーカーへ確認してください。

確認する場面見るポイント
設営前生地の破れ、縫い目、フレームの変形、接続部
設営中可動部に手指を置かない、脚を安定させる
使用中耐荷重を守る、立ち乗りや2人掛けを避ける
焚き火時火元と距離を取り、風向きに合わせて移動する
撤収後濡れや汚れを整え、長期間の屋外放置を避ける

具体的には、サイトへ着いたらチェアを開く前に生地と脚を10秒ほど見て、組み立て後は平らな場所で軽く揺らして接続状態を確かめます。焚き火を始める前には椅子の位置をもう一度見直し、撤収時は子どもが可動部へ近づいていないことを確かめてから畳む、という順番にすると習慣化しやすくなります。

雨で濡れた日や砂が多い場所では、帰宅後に状態を再確認してみてください。見た目だけで判断しにくい異常や部品の扱いは自己流で直さず、RATEL WORKS公式サイトの取扱案内や問い合わせ窓口で確認すると安心です。

  • 使用者の体重と約80kgの耐荷重を照らし合わせる
  • 組み立てと収納では可動部に手指を入れない
  • 子どもの立ち乗りや遊具代わりの使用を避ける
  • 難燃加工でも焚き火から距離を取る
  • 長期の直射日光や雨ざらしを避け使用前に劣化を見る

購入前は家族分の必要脚数とオプションまで決める

安全な扱い方まで押さえたら、最後は購入前の条件を整理します。本体価格だけで決めず、必要脚数、収納場所、季節、座面下収納などのオプションを先に決めると、買った後で用途が重複しにくくなります。手持ちギアとの役割分担もここで決めます。

最初に1脚の用途を決めて必要脚数を増やす

家族キャンプでは、人数と同じ数を一度に買うより、今ある椅子との入れ替え方を考えると無駄を抑えやすくなります。まず「食事で毎回使う」「焚き火の休憩で使う」「大人が長く座る」といった用途を1つ決め、その用途に通常モデルとハイバックのどちらが合うかを選びます。

そのうえで、同じ役割の席が何脚必要かを増やしていくと整理しやすくなります。上級者の場合はサイト全体の統一感でそろえる選び方もありますが、初めての方や家族連れの場合は、手持ちのチェアを残しながら必要な席だけ置き換える方法が安心です。収納寸法を紙やメジャーで荷室に再現してみると、複数脚を積んだ状態も想像しやすくなります。

チェアストレージシートは小物の置き場を増やせる

RATEL WORKSには、座面下へ取り付けるCHAIR STORAGE SEATがあり、公式ページではW48.5cm x D37.5cm、重量約150gと案内されています。手袋などを一時的に置けるため、テーブルの上へ小物が集まりやすい家族キャンプでは、足元のデッドスペースを使う選択肢になります。

ただし、オプションは本体との対応関係を確認してから選びます。公式ページでは通常モデルの対応製品として案内され、ハイバックの商品ページには対応製品としてチェアストレージシートの記載がありますが、色の組み合わせには注記があります。購入時点で仕様が変わる可能性もあるため、RATEL WORKS公式の商品ページで対応品番と色を確認してください。

冬や長時間利用はクッションを追加するか検討する

通常モデルには専用のCHAIR CUSHION COVER、ハイバックには専用のCHAIR CUSHION COVER HBが公式ラインアップにあります。寒い時期や長時間座る予定がある場合は、本体だけでなくこうした追加装備を使うかまで考えると、購入後の使い方を具体化できます。

一方で、クッションを足すと荷物は増え、乾燥や保管の手間も増えます。ファミリーキャンプでは人数分を一律に追加するより、冷えやすい人、座っている時間が長い人だけに用意する方法もあります。季節ごとに必要性が変わるため、最初からすべてそろえず、本体を使う場面が固まってから追加するほうが荷物管理は簡単です。

購入前は人数ではなく用途ごとの必要脚数を決めます。
通常モデルとハイバックを混ぜても問題ありません。
価格、対応オプション、カラーは購入直前にRATEL WORKS公式商品ページで再確認します。

Q. 初めて買うなら通常モデルとハイバックのどちらが無難ですか。
A. 食事と積載の扱いやすさを優先するなら通常モデル、休憩時間の長さや背中の支えを重視するならハイバックから比べると判断しやすいです。

Q. 家族分を一度に買わないと使いにくいですか。
A. 手持ちの椅子と混ぜても使えます。まず1脚または必要な席だけ置き換え、車載やテーブルとの相性を確かめてから増やすと、収納や予算のズレを抑えやすくなります。

  • 食事用、休憩用など1脚の役割を先に決める
  • 手持ちチェアを残して必要な席だけ置き換える方法も考える
  • オプションは対応品番と色を公式ページで確認する
  • クッションは季節と使用時間に応じて追加する
  • 購入直前に公式価格と最新仕様を確認する

まとめ

ラーテルワークスチェアは、軽さと収納のまとまりを取りやすい通常モデルと、ハイバックと2段階リクライニングで休憩を重視しやすいモデルを、家族の過ごし方に合わせて選ぶのが基本です。人数分を同じモデルへそろえるより、食事用とくつろぎ用で役割を分けると、積載や予算も調整しやすくなります。

最初に試したいのは、手持ちのテーブルと車の荷室を確認し、「誰が、どの場面で、何時間くらい座るか」を家族分書き出すことです。その条件に通常モデルとハイバックのサイズ、重量、価格を当てはめると、必要な脚数が見えやすくなります。

購入後は耐荷重を守り、組み立て時の可動部、焚き火との距離、保管中の生地劣化にも目を向けてください。家族全員が扱いやすく、車にも無理なく積める組み合わせなら、チェアはキャンプ中の食事と休憩を支える使いやすい定位置になってくれるでしょう。

本記事は一般的な情報提供を目的としており、実際の安全性や現地の状況を保証するものではありません。気象状況や施設のルール、周辺環境は変化することがあるため、キャンプに出かける際は気象庁・環境省などの公的機関や施設公式サイトの最新情報を必ずご確認のうえ、安全を最優先にご判断ください。

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